Webエンジニアの業務内容

Webエンジニアの主な業務は、フロントエンドとバックエンドの2種類の開発業務と、開発されたシステムの運用業務の3つに分類される。
フロントエンド開発はユーザー側から見える側のシステム開発を担うものであり、HTMLやCSSを中心としたスキルを活用してWebページを作成するのが主な仕事だ。
これに対し、バックエンド開発はユーザーからは見えないシステム内部の開発であり、JavaやPHPなどのプログラミング言語を用いてサーバー内の処理を行う。

より高いスキルを必要とするバックエンド開発はフロントエンド開発よりも有能なWebエンジニアを必要とするため、給料も高めになる傾向がある。
現場によっては、フロントエンドとバックエンドを同時に1人のエンジニアが開発する場合もある。
フリーランスをしているWebエンジニアへの依頼として、よく見られる案件になっている。
この場合、さらに給料の水準も高くなるのが一般的だ。

一方、開発されたシステムの運用に関しては、給料の水準では最も低い場合が多い。
これはWebエンジニアがトレーニングを積む現場として利用されたり、逆に最前線を退いたWebエンジニアが従事したりする傾向があるためだ。
しかし、給料は少なめになっても晩年まで働けるというメリットもある。
そのため、運用業務はWebエンジニアがWeb業界で働き続けると決めた際、最終的に行き着く仕事になりやすい。