格安航空券ってLCCのこと?格安航空券について詳しくご紹介いたします!

- 格安航空券が航空会社ではなく旅行会社で手に入れられる仕組みは?

湯気の立ったコーヒーカップ

格安航空券が航空会社ではなく旅行会社で手に入れられる仕組みは?

格安航空券というとLCCの航空券をイメージされる方もいらっしゃいますが、正確にいえば航空会社では購入することができない航空券のことを言います。国内では旅行会社でしか手に入れられない航空券が格安航空券ですが、どうして安く提供できるかについて紹介しましょう。

航空会社で購入できないのはどうして?

「Q & A」と表記された積み木

格安の航空券国内をどうして航空会社ではなく、旅行会社からしか手に入れることができないのでしょうか。それはそもそもこれらの航空券は、旅行会社がプランニングする団体ツアー向けに販売されている航空券になります。

本来はツアーをプランニングしてツアーと航空券を一緒に利用者に購入してもらうという目的で利用されているものなのです。しかしプランニングが魅力的ではないだとか、どうしても人気が出ないといったことでツアーが埋まらないことが多々あります。

そういった時、高いお金をかけて広告などを打ち出し、よりコストを掛けるよりもツアーへの参加者を募るということは諦め、正規料金よりもかなり安く購入できる航空券のみを提供して少しでも損失をなくそうと航空券を安く販売しているわけです。

結果として正規価格と比べると随分と格安で手に入れられる航空券は航空会社ではなく、旅行会社でしか手に入れることができないようになっています。

航空会社の割引き料金よりも安いのはどうして?

航空会社の多くは特に出発予定日の30日前や60日前などの早期に航空券を購入すれば、正規の料金よりも随分と安く購入できる正規割引料金での航空券を販売しています。

しかし旅行会社が販売している航空券の料金は、これらの正規割引料金よりも安く手に入れることが可能になっており、場合によっては最安値で手に入れることも可能です。そもそも航空券は航空会社が販売しているのに旅行会社が持っている航空券の方が安いということに納得できない方もいらっしゃることでしょう。

その理由は航空会社は自社で航空券の値段を勝手に安くしたり高くすることはできないルールになっているからです。

実は航空会社が販売する航空券の料金というのは、スカイマークの参入から国交省がルールを設けており、特に大手のANAとJALに関しては新規参入したLCCの航空券よりも下回る割引き料金にすることはできないことになっています。

このようにいくら余っている航空券があり、その有効期限が迫っていたとしても、旅行会社並みに激安な料金で航空券を安く販売することは不可能な状況になっているため、旅行会社のような低価格での販売ができないわけです。

旅行会社は赤字にならないの?

ブタの貯金箱

航空会社が自分勝手に安くできないことが分かったところで、旅行会社はそんなにも航空券を安く販売して赤字にならないのか?という不安を抱く方もいらっしゃることでしょう。

旅行会社はツアーパッケージ旅行用に航空会社から大量仕入れをしています。少ない枚数で購入するよりも当然に格安な料金で仕入れることができるわけです。もちろん各旅行会社がプランニングしたツアーに参加してくれれば、より利益が上がることになります。

さらに言えば、旅行会社は航空券ばかりではなく旅館やホテルなどと契約をしており宿泊費をセットにして販売をしている商品も販売しています。ですからチケット代をかなり格安に設定したとしても、宿泊費とのトータルで利益が出れば問題ないわけですから、赤字にならないようなカラクリがしっかりと用意されているのです。

なぜ旅行会社が格安な航空チケットを販売できるのか?

なぜ航空会社ではなく、旅行会社が格安なチケットを販売することができるのか分かったと思います。ツアーパッケージ用に大量仕入れした航空券が余っている状態だからこそ、有効期限があり損をしないように安い価格で消費者に販売できているのです。